30年ぶりのエゾナキウサギ
色々と忙しく、3週間も更新が中断してしまいました。この間旅行にも行ってきました。
21歳の時、十勝岳山中の岩場で出会って以来、30余年ぶりに出会えた「ナキウサギ」です。日本では北海道の一部の山中にしか生息せず、キタナキウサギの亜種「エゾナキウサギ」が正式名称です。ヒグマやエゾシカ、キタキツネなどと比べてもなかなか見ることができない。準絶滅危惧(NT)。天然記念物指定をめぐって現在でも、行政と保護団体がもめており、天然記念物指定のない絶滅危惧種となっています。アイヌ語名はクトロンカムイ(岩場の神様)とされていますが、諸説あります。氷河時代にシベリア大陸から北海道にやってきたため、雷鳥やアマミノクロウサギなどと共に「生きた化石」に含まれます。
| 哺乳類 | 21:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑